お礼どころか非礼な大手自動車メーカーの一次サプライヤー

愛知県の大手自動車メーカーの一次サプライヤーから
「ロボットのティーチング工数が多くて困っているから来てほしい」
「富士ロボットのティーチングソフトに興味がある」と連絡が来たので、お伺いしてプレゼンを行いました。

そこで、ソフトのプレゼン中に、ソフトだけでなくロボットに関する弊社の博識を感じたお客様は、
「ロボットメーカーの違いによる、加工の違いは?」
「ロボットや治具の配置ミスを防ぐ方法は?」
などを聞いてきました。

大事なプレゼンの時でしたので「それは答えられません」とは言えず、仕方なく色々と数時間にわたって説明をしました。
もちろん、弊社のノウハウは何日間あっても話しきれるモノではないので、一部だけです。
それでも、それを聞いた彼らは、「そんな見方があったのですね?
目に鱗です。驚きました」と喜んでくれましたが、ソフトの方は購入にはいたりませんでした。

そして1年後に、もう一度「来てくれ」と連絡があったので、
またお伺いすると、
「自分たちのロボット設備にとって完璧なソフトが欲しい」と言われるので、
「ロボット世界は深いので、既存のソフトで完璧を実現するのは厳しいので、ソフトの開発が必要になります」
「ただし、既存のソフトでも○○までは出来ます。それでも十分に効率アップになります」
と丁寧に説明しました。

しかし、「完璧じゃないなら不要だ。うちには必要ないね。もういいよ。」
と横柄な態度を取ったのでした。

私はこの時、情報を教えて貰ったことに『礼に対し礼で返す』どころか『お礼の一言も無い』ことに、このような会社が存在するのだと、非常に残念に思いました。

 

次回に続きます・・

 

弊社に問い合わせて頂ければ、良いSIの紹介だけでなく
ロボットにまつわる様々な事の相談に乗らせて頂きます。