どうしたら質の良いSIが育つか
SI自身が変わろうとしない以上、それを待っていると顧客はいつまでも生産効率アップができませんし、良いSIも育ちません。
よって、国や顧客がSIを厳しい目でチェックする必要があります。
ただ、海外から見るとこれは有名な話ですが、日本のものづくりの関係者の殆どは、ハードは強いのですがソフトが弱いので、厳しくチェックしたくでもその能力があまりありません。
国もSIの増加だけでなく評価にも力を入れていますが、日本中の現場を見ている私に言わせれば、というより顧客の方々のご意見ですが、名のみあって実がない、というのが現状です。
ではどうするかというと、例えば、国であればソフトに詳しい会社とコラボして評価する。
また顧客であれば、知り合いの商社が紹介してくれたSIだけでなく他のSIと比べる、またソフトに詳しい会社にコンサルタントを依頼する、などでリスクヘッジをすることです。
他社と比べられるようになったSIはソフトによる差別化に力を入れるようになり、それが良いSIを育てる事になると思います。
実は最近、いくつかのSIから「富士ロボットさんとコラボして、差別化をしたい。顧客に喜んでほしい。」との連絡を頂けるようになったことは有難いことです。
しかし、全体から見たら、ほんの一部に過ぎません。
弊社のようなロボットのソフト面でSIをチェックできる会社が、良いSIの増加の役に立てれば幸いです。
今回は以上です。
弊社に問い合わせて頂ければ、良いSIの紹介だけでなく
ロボットにまつわる様々な事の相談に乗らせて頂きます。