また、ティーチングを効率化するオフラインティーチングソフトも、購入してからほとんどが実用されていません。
オフラインティーチングソフトには色々な種類があり、多くのベンダーが存在します。
選ぶ時には注意すべき点が2つあります。それは「現場向きの機能があるか」、「ベンダーがハードにも精通しているか」です。

パソコン上で作成されたプログラムでロボットを動かせば現場では必ずズレが生じるものです。
それを簡単に修正できる機能、例えば「キャリブレーション機能」「位置や姿勢の修正機能」などが充実しているかが大事です。

また「そのベンダーがハードにも精通しているか」に関しては、例えば同じソフトで作成したロボットプログラムでも、ロボット側の設定によってロボットはまったく違う動きになります。
ロボット側も熟知した業者でないと、思い通りの動きをしなかった時に「それはソフトのせいではない」「ソフトの質問だけにして欲しい」と突っぱねられてしまいます。
ハード側のアドバイスもできてこそユーザにとって必要な業者と言えます。